2024年6月1日から2025年1月25日までの期間、経営層、園長、主任、副主任の合計10名を対象に、『7つの習慣®』を取り入れた研修を実施しました。

本研修では、対面形式1回、オンライン形式3回の計4回にわたり、スライドを用いた講義やグループワークを実施し、保育現場で即活用できるスキルや視点を深めることを目的としました。対面とオンラインのハイブリッド形式で進めたことで、参加者が効率的に学べる環境を整えました。

今回の研修は対面とオンラインを組み合わせた形式で進められました。特に対面形式の研修では、活発な意見交換が行われ、異なる役職の参加者同士がそれぞれの視点を共有し合いました。オンライン研修でも、画面越しではありながら積極的な参加が見られ、グループワークでは各自が自身の経験を踏まえて議論を深める場面が多くありました。

様々な立場の参加者が一堂に会したことで、多角的な視点からの意見が飛び交い、非常に有意義な時間となりました。組織の方向性を明確にするための議論が活発に行われ、共通認識を深める機会としても効果的な研修となりました。

研修を終えた後、参加者からは「日常に7つの習慣を取り入れることで、考え方が変わると実感した」という感想が多く寄せられました。

「講座の冒頭で『7つの習慣を日常に取り入れることで人生観が変わる』という言葉を聞き、わくわくした気持ちで学ぶことができました。自分を否定することで現状に留まっていたことに気づき、パラダイムを変えることで可能性が広がることを実感しました。」

「まず自分自身の課題を見つめ直し、自分がどんな考え方の癖を持っているのかを再認識することができました。『パラダイムシフト』の考え方を知ることで、他者との関係性の改善にもつなげていきたいと思います。」

「保育という仕事は感情が強く影響する職業ですが、『一時停止ボタン』の概念を学んだことで、感情的に反応する前に考える時間を持つことの大切さを改めて感じました。」

「組織の理念やビジョンを何度でも伝える重要性を再認識しました。自分が一度伝えたからといって浸透するわけではなく、継続的に共有することが大切だと学びました。」

「『聴く』と『聞く』の違いについて深く考えさせられました。共感による傾聴の大切さを理解し、相手の話をしっかり聴くことがより良い人間関係につながると感じました。」

「1+1=2ではなく、1人と1人の意見を掛け合わせることで新たなアイデアが生まれることを実感しました。対話を通じて可能性を広げる環境を作ることの大切さを改めて学びました。」

現代の保育環境においては、知識やスキルを持っていることだけでなく、職場の人間関係が大きな影響を与えます。特に、園長や主任といったリーダーの言動が組織全体の雰囲気やモチベーションに直結します。時代とともに変化する価値観を理解し、職員一人ひとりが主体的に動ける環境を作ることが、結果的に質の高い保育につながるのです。

本研修では、リーダーシップのあり方、組織における信頼関係の築き方、コミュニケーションの重要性について深く学ぶことができました。この学びが、実際の現場で生かされ、より良い園づくりにつながることを期待しています。

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